※この記事は2018年9月6日に執筆したものです。
会社経営に関する法的な疑問や質問について、当事務所の代表弁護士 高島秀行がわかりやすくお答えします。
今回は「取締役のお金の管理に関する責任」について解説します。
【質問内容】
私は無線通信に関する新しい技術を開発しました。
この技術を実用化するために新株を発行して増資をしたところ、数億円も出資してもらうことに成功しました。
私は技術屋なので、お金の管理についてよくわかりません。どのようにしたらよいのでしょうか。
【回答】
最近は、ITバブル、ベンチャーブームが過ぎ去ったとは言え、画期的な新技術を持つ会社に対しては、積極的に投資を行う投資家やベンチャーキャピタルが増えてきています(2018年9月6日執筆時点)。
しかし、この投資された出資金は、新株を発行し、株主から集めたお金であることを肝に銘じてください。
会社は株主のものですから、他人から出資してもらったということは、会社はもはやあなただけのものではなくなったのです。
あなたは、代表取締役でしょうが、増資により集めたお金を株主から預かっている立場なのです。
利息や元本は定期的に返還する必要はありませんが、会社の価値を高めたり、配当を可能にしたりしなければなりません。
このことを前提に、お金の管理を考えなければなりません。
高島総合法律事務所では、会社経営に関する多数の相談事例があります。
まずは、「相談」という形で第一歩を踏み出し、問題解決に向けたお手伝いをさせてください。
経営者である依頼者が、損をしない納得できる結果を得るために共に邁進いたします。